ファインリフトの基本仕様・特徴 BASIC SPECIFICATION & CHARACTERISTIC

ファインリフトはエレベータの様に上階・下階を昇降動作する垂直搬送機となります。
エレベータの製品を載せる籠部分が、コンベヤとなる製品専用の設備です。
垂直搬送機の前後にはコンベヤが設置され、自動運転にて起動する事で、製品を自動で搬送していく搬送機設備となります。

基本仕様

ファインリフトは小型のケース搬送用のみに特化した垂直搬送機となります。
基本的な動作が製品を一個ずつ上下階に搬送する設備となる為、製品がタクト送りとなり確実な搬送を可能にしています。
その他、多段階への搬送も可能な為、多彩なレイアウトにも対応可能な機種となります。
コンベレータよりも静音性が良い為、静かな場所にも最適な設備となります。
昇降するコンベヤ上を囲い塵の付着軽減等のオプション仕様もあります。

特徴

ファインリフトを採用頂く主な状況としては、コンベレータ同様ですが、建物床面積・空間の有効活用として導入頂く事が多い搬送機設備となります。
ファインリフトの主な特徴としては高能力の搬送では無いが、製品への汚れ防止対応、搬送中のズレによる荷崩れ等の軽減が可能で、規定階に搬送する垂直搬送機になります。 また、多段階への搬送もＢＣＲ等の情報を元に、垂直搬送機にて自動的に払い出し階へ製品を払い出す等の、幅が広がる運用も可能な特徴を備えています。（入庫側が多段で一箇所に払い出すパターンも可能です。）